RCEP 21回目の交渉官会合始まる 9日まで

 東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の交渉に参加する日本や中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国は2日、インドネシアで21回目の交渉官会合を開いた。会合は9日まで。関税を引き下げる品目や投資ルールなど幅広い項目について、事務レベルで協議する。

 米国を除く11カ国による環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)が3月に署名されることを受けて交渉の進展を狙うが、高水準の関税撤廃や通商ルールを求める日本やオーストラリアなどと、慎重な姿勢を崩さない中国などとの主張には開きがあり、交渉は難航が予想される。

 RCEPの交渉は2013年に始まり、関税引き下げや投資、知的財産権の保護といった分野で自由化のルール作りを協議してきた。妥結すれば国内総生産(GDP)と貿易額でそれぞれ世界の約3割を占める広域経済圏が誕生するが、合意の道筋は見通せない。