予算案衆院通過めぐり攻防過熱 働き方改革逆行? 与野党幹事長会談、異例の深夜まで (1/3ページ)

衆院予算委員会で、希望の党の玉木雄一郎代表(左手前)の質問に答弁する安倍晋三首相=26日午後、衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
衆院予算委員会で、希望の党の玉木雄一郎代表(左手前)の質問に答弁する安倍晋三首相=26日午後、衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)【拡大】

  • 平成30年度予算案についての衆院予算委員会で、希望の党の玉木雄一郎代表の質問に答弁する安倍晋三首相=26日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 平成30年度予算案をめぐる衆院予算委員会の与野党攻防が26日、過熱した。野党は働き方改革関連法案の提出を断念しない限り予算委の審議を拒否する構えで、与党は強硬姿勢に押され、目指していた27日中の衆院通過を断念した。野党は裁量労働制をめぐる厚生労働省の相次ぐデータ不備への批判の高まりに勢いづいており、与党側には動揺も広がっている。(小沢慶太)

 「すべて完璧に行けば世話ないが…」

 自民党の二階俊博幹事長は27日未明、断続的に続けた与野党幹事長・書記局長会談が平行線に終わり、記者団に疲れた表情でこう漏らした。

 同党の森山裕国対委員長は26日、二階氏と打ち合わせた上で立憲民主党の辻元清美国対委員長と会談した。データ不備問題をめぐり、政府に一層の説明責任を果たすよう申し入れる方針を文書で伝えたが、働き方改革関連法案の提出断念などには言及しなかった。

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