親孝行な韓国人は「日本旅行」が大好き いま訪日観光がダントツ人気のワケ (3/3ページ)

国内外の観光客で賑わう大阪ミナミの道頓堀周辺。韓国人も多く、ハングルの案内板も=大阪市中央区(永田直也撮影)
国内外の観光客で賑わう大阪ミナミの道頓堀周辺。韓国人も多く、ハングルの案内板も=大阪市中央区(永田直也撮影)【拡大】

 聯合ニュースは北京の消息筋の話として、韓国政府の非公式統計で17年の訪中韓国人は452万人と前年比13%減少したという。観光業界関係者は聯合の取材に対して「中国は韓国人が好んで訪れる旅行先だったが、中国の韓国締め出しをきっかけに中国人の一部に反韓感情が広がり、その影響で韓国人が中国の代わりに日本をよく訪れるようになった」と説明している。

 さらに、日本政府が外国人観光客に対する査証(ビザ)発給要件を緩和したことも要因の一つに挙げられるとしている。

 そうした外的要因だけで韓国人の訪日客が増えていると分析していいのだろうか。たしかに格安航空会社(LCC)の増便や円安ウォン高の後押しもあるにちがいない。

 ただ、韓国人客が増えているのは、日本の魅力が増していることにほかならない。今、韓国国内では「日本ブーム」が起こっているという。特に「日本食」は外せないキーワードで、ラーメン、お寿司、お好み焼き、たこ焼き、スイーツはどの世代でも楽しめる。

 年配の両親を連れて日本旅行に出かける韓国人の成人が増えている背景には、日本側のそうした積極的な要素もありそうだ。