農産物輸出6年連続最高へ 上半期、政府目標1兆円達成が現実味 (1/2ページ)

ロシアに輸出されるイチゴ「とちおとめ」を梱包(こんぽう)するJA茨城旭村の職員ら=4月、茨城県鉾田市
ロシアに輸出されるイチゴ「とちおとめ」を梱包(こんぽう)するJA茨城旭村の職員ら=4月、茨城県鉾田市【拡大】

 2018年上半期(1~6月)の農林水産物・食品の輸出が前年同期より10%以上増えて4000億円超となり、6年連続で過去最高を更新する見通しとなったことが5日までに、分かった。18年通年でもこれまでの記録を塗り替える公算が大きく、政府が目標として掲げる19年の輸出額1兆円達成が現実味を帯びてきた格好だ。農林水産省が今週中にも発表する。

 日本は7月に世界最大級の自由貿易協定(FTA)となる欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)に署名。米国を除く環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も来年早期の発効が見込まれており輸出拡大が期待されている。

 18年上半期は、世界的な日本食ブームが続いていることから全体的に好調だった。特に、中国やベトナム、フィリピンなどアジア向けの伸びが目立った。中でも品質の高さから海外で人気の高まる牛肉やイチゴの輸出増が目立った。

 農水省によると、1~5月の累計で牛肉は前年同期比で4割、リンゴは5割、イチゴは4割程度増えている。商業用のコメも2割増で、サバや日本酒も好調だった。6月も順調に推移したとみられる。

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