農産物輸出6年連続最高へ 上半期、政府目標1兆円達成が現実味 (2/2ページ)

ロシアに輸出されるイチゴ「とちおとめ」を梱包(こんぽう)するJA茨城旭村の職員ら=4月、茨城県鉾田市
ロシアに輸出されるイチゴ「とちおとめ」を梱包(こんぽう)するJA茨城旭村の職員ら=4月、茨城県鉾田市【拡大】

 農水省によると、目標達成のためには18年と19年でいずれも前年比で約11%の伸びが必要だが、農水省の関係者は「このペースを維持できれば達成が見えてくる」との見方を示す。

 ただ、1兆円達成には課題もある。東京電力福島第1原発事故後、54カ国・地域が日本産食品の輸入規制を導入。政府は規制の撤廃や緩和に向けた交渉を進めているが、現在でも26カ国・地域が規制を続け、中国や香港など8カ国・地域では一部の福島県産品の輸入を停止している。

 また輸出先が求めている国際的な衛生管理基準を満たす加工場を増やすことも、日本からの輸出拡大には急務となっている。