ただ、実用化のハードルは高い。初会合でも、「1機当たり100億~300億円」とも言われる開発費の捻出、安全基準や審査のあり方、運用上のルールなど法的な位置付け、駐機場などインフラの整備-とさまざまな課題が指摘された。
リードする海外勢
しかも、空飛ぶ車の開発は海外勢が既に取り組みを具体化させている。今年1月には、ドイツと米国の企業が実機で無人で約3メートル浮上するパフォーマンスを披露したほか、欧州エアバスが自動運転による1人乗りの機体で試験飛行を実施。米ウーバー・テクノロジーズは23年にも空飛ぶタクシーを実用化する計画だ。
空飛ぶ車やドローンの開発に特化した投資ファンド「ドローンファンド」の千葉功太郎ジェネラルパートナーは「市場性があれば投資も加速する。世界で一番初めに東京をエアモビリティ都市にしたい」と宣言し、官民に目線の一致を呼びかけた。協議会は年内に3回程度の会合を開き、工程表を策定する予定だ。