【中国ウオッチ】コップ持参が新常識とは…官製メディアも大きく報道、五つ星ホテルで衝撃の衛生管理 (2/3ページ)

中国の人気ブロガーによる告発で、ずさんな衛生管理を指摘された高級ホテルの一つ「ザ・ペニンシュラ北京」(AP)
中国の人気ブロガーによる告発で、ずさんな衛生管理を指摘された高級ホテルの一つ「ザ・ペニンシュラ北京」(AP)【拡大】

  • 中国の人気ブロガーによる告発で、ずさんな衛生管理を指摘された高級ホテルの一つ「ザ・ペニンシュラ北京」(AP)

 「ホテルの備品はできるだけ使いたくない」

 「最も高級な中国のホテルも、衛生や道徳のレベルは日本の小さな旅館におよばない」

 インターネット上では、高級ホテルのずさんな衛生管理に対する怒りの声が広がった。

 軽すぎる処分に批判

 告発動画に含まれていた「南昌シェラトンホテル」を管理する江西省当局は同ホテルなどへの立ち入り調査を実施した。20日に発表した調査結果では「重大な違法行為や規則違反はみつからなかった」としながらも、「一部職員の作業が基準に達していなかった」として同ホテルに2000元(約3万2千円)の罰金を科したことを明らかにした。ただネットユーザーからは「たった2000元? 万が抜けているのでは」「一泊もできない値段」などと“軽すぎる処分”への批判が相次いだ。

 「天猫」(Tmall)などのネット通販サイトでは、ホテル宿泊時の自衛策として、折りたたみ式のコップや使い捨てタオルなどが売れ筋ランキングで急上昇するなど“本末転倒”な事態となっている。

 官製メディアも大々的に

 国営中央テレビ(CCTV)などの官製メディアも今回の問題を大きく報じた。実は昨年も中国の地方メディアの記者が潜入取材を行い、高級ホテルの「ワンタオル清掃」や使用済み歯ブラシの使い回しなどを暴露している。

中国メディアの論調