米は対日「包括協定」の方針鮮明 貿易協定の溝大きく  (2/2ページ)

21日、米ワシントンのホワイトハウスでの法案署名式に臨んだトランプ大統領(AP)
21日、米ワシントンのホワイトハウスでの法案署名式に臨んだトランプ大統領(AP)【拡大】

 日本側は新たな対米交渉の当面の目的を物品貿易協定(TAG)の締結に絞るとの立場だ。だが、日本が容易に認めなかった本格的な貿易協定交渉の開始にこぎ着けたことで、米産業界からはさまざまな対日要求が噴出。日米の認識の相違は埋めがたく、「交渉分野の設定をめぐり、協議は出だしから困難が予想される」(元米政府高官)との指摘も出ている。

(ワシントン 塩原永久)