
太陽の塔に浮かび上がった大阪万博開催決定を記念する「祝2025万博決定」の文字(中央)とプロジェクションマッピングで投影された映像=2018年11月、大阪府吹田市の万博記念公園【拡大】
多くの可能性を持つAIだが無から何かを生み出す「創造」はできないといわれる。大阪万博は「人間とは何か」を考える場にもなりそうだ。
大阪駆動開発のメンバーで、VRやCG作成で大人顔負けの技術を持つ堺市の中学3年生、盛尾悠介さん(15)は「進歩する技術の最先端を見たい。自分も何か出展してみたい」と25年を心待ちにしている。
IR参入競争が過熱
一方、大阪万博はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致に追い風になるとの思惑から、外資を含めた関連企業の参入に向けた動きが既に熱を帯びている。
今年の「関西統合型リゾート産業展」に向けて大阪市内で昨年12月12日に開かれた説明会には、大手ゼネコンや電機メーカーなどから約300人が参加。主催者が「(IRは)情報収集から、実際のビジネスのフェーズに考えをスイッチする時期だ」と呼び掛けると熱心に耳を傾けた。
参加したイベント企画会社の担当者は「競合が多いので乗り遅れないようにしたい」と前のめりだ。大林組は24人態勢の「大阪万博・IR室」を大阪本店に新設。担当者は「技術、ノウハウを最大限に活用したい」と双方への参画に意欲をみせる。