韓流コンテンツが遠のいた影響もあって、ハード面も苦戦する。韓国・現代(ヒュンダイ)自動車の中国拠点、北京現代の売り上げはこの2年間で半減した。THAAD配備場所を提供した韓国ロッテは、中国・瀋陽で計画したテーマパーク構想が当局により工事中断を余儀なくされた。進出した小売り店舗も営業停止処分を受けた。中国から全面撤収せざるを得ない状況に追い込まれている。中韓首脳で合意した経済関係正常化は全く履行されていない。中国人の韓国への意識は低下するばかりだ。
中央日報(同)は、観光業界では、中国が米国と貿易戦争を行っているだけにTHAAD報復解除のような懸案の解決は後回しにされるという懸念が大きくなっている、と報じる。報復の悪夢は当面続くようだ。(佐藤克史)