海外情勢

ミャンマー、コーヒー産地でツーリズム カフェや豆加工見学施設など開業 (1/2ページ)

 経済発展が進むミャンマーでコーヒー文化が急速に広がり、山間部の豆産地にも地産地消のビジネスが芽吹き始めた。農園近くで豆をひいた本格的なコーヒーを出すカフェや、取れたての豆の加工を見学できる施設が開業。「コーヒー・ツーリズム」の実現を目指す。

 国連食糧農業機関(FAO)などによると、ミャンマーのコーヒー豆の生産量は、ブルーマウンテンで有名なジャマイカよりやや多い年約8500トン。世界的に見て生産量は多くはないが、近年は品質が評価され、輸出も拡大している。

 もともとお茶文化で、市民が飲むコーヒーはインスタントが大半。豆の消費は富裕層や輸出に限られていたが、都市部に米国系などのチェーンが進出し、豆をひいたドリップコーヒーを楽しむ文化も浸透してきた。

 最大都市ヤンゴンで旅行業を営む日本人、福島孝尚さんは2016年、北東部シャン州の農村カローで民家を改装したカフェを開いた。国内生産量の6割を占めるが「豆を作るだけ」だった同州で、「農家を支援したい」と豆を直接購入し、ブラックコーヒーやカフェオレを入れる。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus