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G20サミットで日本の知見出番 プラごみ削減、技術革新リード (2/2ページ)

 日本は昨年6月の先進7カ国サミットで、安倍晋三首相が「途上国を含む世界全体の課題」として「海洋プラスチック憲章」の参加を見送った経緯がある。今サミットでの合意を地球規模の課題解決に向けた一里塚とし、プラごみ問題解決の牽引(けんいん)役としての地位確立を目指す。

 このほかG20では、「世界経済」や「イノベーション」「格差・インフラ」の議題も話し合う。

 米中貿易摩擦に伴う世界経済のリスクでは、首脳宣言でどういったメッセージが盛り込まれるかが焦点。昨年、アルゼンチンで開かれたG20サミットでは、それまでの首脳宣言にあった「保護主義と闘う」という記載が削除された。米国の反発が予想され、今回も明記されない見通しとなっている。

 イノベーションでは、プライバシー保護や知的財産権などに配慮しつつ、自由なデータのやりとりをするためのルールを話し合う枠組み「大阪トラック」の創設を目指す。(佐久間修志、蕎麦谷里志)

                  

技術革新による企業のプラスチックごみ削減の取り組み

 ・セブン-イレブン・ジャパン

  全てのおにぎりの包装に植物由来のプラスチックを順次導入

 ・キリンビバレッジ

  リサイクル樹脂100%のペットボトル商品を6月から順次採用

 ・三菱ケミカル

  微生物の力で自然分解される「生分解性プラスチック」を開発

 ・アキュラホーム

  間伐材などをスライスして巻いた木製ストローを量産化

 ・はるやま商事

  再生ポリエステル生地100%のワイシャツを開発

 ・日本製紙

  紙をベースにしたフィルム相当性能のバリア素材を開発

【用語解説】G20

 日本、米国、英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリアの主要7カ国(G7)に、中国、インドなど新興国を加えた20カ国・地域のことで、定期的に首脳らが集まり、世界経済の課題などを話し合う。以前はG7が集まって議論していたが、アジア通貨危機後の1999年、G20に拡大して財務相・中央銀行総裁会議をスタート。リーマン・ショック後の2008年には、首脳会議(サミット)が開かれるようになった。

               

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