基本となるAR-1は慣性航法装置(INS)と最高8キロメートル先の軽武装の標的や建物と交戦するための準アクティブレーザー(SAL)誘導を採用した。
AR-1は10キログラムの爆裂破砕性または貫通性弾頭を装備し、最高移動速度はマッハ1.1である。発射前ロックオン(LOBL)と発射後ロックオン(LOAL)性能も備えており、最大距離での迎撃時の平均誤差半径(CEP)は1.5メートルに相当する精度を持つ。
一方、AR-2は5キログラムの貫通性弾頭を装備、稼働距離は同等だが、最高移動速度は時速約700キロだ。CAAAによると、AR-2は基本的にAR-1より軽量で性能の低いバージョン。こちらを使うことで高価値ターゲット向けの重いAR-1ミサイルを節約できるという。
偵察以上の能力検討
CAAAは昨年の「中国国際航空宇宙博覧会(エアショー・チャイナ)」で新たな80キログラム級PGM指定「AR-1B」を公開したが、これは基本的にはAR-1ミサイルの大型・高性能バージョンだ。AR-1Bは最高移動速度マッハ1、最高距離10キロメートルで、通常は高度1640フィートから1万6404フィートの間で発射されるという。
CAAAでは、CH-4のミッション遂行能力を武装監視や偵察以上に拡張することも模索している。
CAAAはエアショー・チャイナに、海上の偵察・攻撃ミッション用のCH-4も展示した。これは衛星通信対応長距離統制(C2)機能、先端搭載型電子光学/赤外線センサー砲塔、および広範囲の船舶および物体の検知・分類のための腹側空挺海上偵察レーダーポッドを特徴としている。
CAAA幹部は「この航空機のような海事指向型プラットフォームは、距離の向上や攻撃準備滞空偵察の航続時間、またこうしたエンジンがもたらす可能性のある作戦高度を考えると、HFE推進機関として理想的な候補といえる。また、こうしたシステムは概して低コストで運用上のメンテナンスも少なくて済む」と語った。(軍事アナリスト ケルヴィン・ウォン)=次回は10月10日に掲載します
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