「一気にメインストリーム」か
米国では健康志向、そして環境保護意識の高まりとともに、こうした「肉を使わない肉」が注目を集めている。同時に味も大幅に改善され、「肉ではない」と言われなければ分からないレベルまで向上してきた。実際筆者も、バーガーキングが提供している「インポッシブル・ワッパー」を何度も食べているが、同店の主力メニューである「ワッパー」と遜色ない味だと思う。これは牛肉を模したものだが、インポッシブル・フーズは豚肉分かせた「インポッシブル・ポーク」も開発している。
植物ベースの「肉」は、カロリーは本物の肉とそれほど変わらないが、繊維質が多くコレステロール含有量が少ないので、コレステロールが気になる中高年にもぴったりだ。そして動物の肉を用いない「肉」の生産工程は、環境保護にも役立つことが分かっている。
ハンバーガー・チェーン最大手のマクドナルドが「マックプラント」シリーズを通常メニューとして提供するようになれば、「肉ではない肉」の知名度は確実に上がる。これまで植物ベースの肉に興味がなかった人々のなかにも、試してみる人が出てくるだろう。これで植物ベースのバーガーが、一気にメインストリームとなる可能性がある。(岡真由美/5時から作家塾(R))