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楽天が「kobo」新端末投入 kindleやiPadに対抗
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電子書籍端末の新製品「コボ・グロー」をアピールする楽天の三木谷浩史会長兼社長(右)=1日、東京都港区 楽天は1日、10月に米国などで発売した電子書籍端末「kobo glo(コボグロー)」と「kobo mini(ミニ)」の国内への投入を発表した。
米グーグルの基本ソフト「アンドロイド」搭載の7インチ型タブレット端末「kobo Arc(アーク)」も投入する。いずれも近く発売し、米アマゾン・コムの「キンドル」や米アップルの「iPad(アイパッド)ミニ」に対抗する。
グロー(7980円)は15日に出荷を開始。6インチ型の画面に照明機能を組み込み、暗い場所でも読書が可能。
SDカードで記憶容量を増量でき、書籍なら約3万冊、漫画なら600~1500冊を持ち運べる。12月中旬発売のミニ(6980円)は手のひらに収まる5インチで、重量134グラムと小型化にこだわった。また、従来機「コボタッチ」の価格を6980円に値下げした。
楽天はカナダの電子書籍大手コボを1月に買収し、7月に電子書籍事業に参入。端末のトラブルに見舞われたが、書籍数は当初の約1万9000点から約6万5000点に拡大しており、「年内に20万点を目指す」(三木谷浩史会長兼社長)考えだ。
ただ、今後はアマゾン相手に苦戦する可能性もある。コボの通信環境は公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」のみ。「端末トラブルのイメージが払拭しきれていない」(アナリスト)との指摘もある。(渡部一実)