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富士重、米インディアナ工場増強 生産能力30万台超目指す

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富士重、米インディアナ工場増強 生産能力30万台超目指す

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 富士重工業は15日、米インディアナ工場の生産能力増強に乗り出す方針を明らかにした。

 まず2014年夏にスバル車の年産能力を現状の17万台から20万台に高め、その後大幅な増強を行う。最終的には30万台超にまで高める計画だ。需要が旺盛な米国で供給体制を整備し、販売拡大につなげる。

 インディアナ州にある生産子会社「スバル・オブ・インディアナ・オートモーティブ(SIA)」の2つのラインでは、スバルブランドの主力車「レガシィ」や「アウトバック」の組み立てのほか、トヨタ自動車の主力セダン「カムリ」の受託生産も手がける。現状の年産能力はスバル車17万台、カムリ9万台の計26万台で、同日会見した吉永泰之社長は「今年度末までに(生産増強後の)生産車種や規模を詰める」と話した。

 過去には新工場を建設し、生産ラインを増やす検討もしていたが、「国内(生産)を空洞化させてまで(米国に)作る意味があるのか。投資額なども考慮した結果、既存工場の生産能力を増強させることが現状では一番いい」(近藤潤副社長)という結論に至った。

 同日発表した富士重の13年の世界販売目標は、前年比6.1%増の75万台で、過去最高だった12年の70万6612台の更新を狙う。そのうち米国販売は8.5%増の36万5000台を目指す。

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