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日産、研修センターの機能強化 新興国で指導者を効率的養成

ニュースカテゴリ:企業の自動車

日産、研修センターの機能強化 新興国で指導者を効率的養成

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 日産自動車は25日、新興国市場での販売拡大に向け、タイなど現地従業員のトレーニング活動を強化する方針を明らかにした。新興国でも顧客満足度を高めてユーザーを囲い込むため、日本で培ったセールスなどのノウハウを現地向けにアレンジし、日本国内で現地の販売指導員らの研修を充実させていく。

 横浜市内にあるグローバル研修センターの機能を強化し、ここで新興国から呼び寄せた従業員指導者を効率的に養成する。

 日産は14年にタイで新工場を稼働させ、同国での年産能力が7割増の37万台となる見通し。同年に伝統のブランド名「ダットサン」を新興国専用として復活させ、インドネシアやロシアなどを攻める計画だ。

 トータルカスタマーサティスファクション本部の金野晴行部長は「ユーザーが製品に求める『期待値』は、成熟国と新興国で異なる。細かく設定し直しているところだ」と説明。販売教育面でも、日産車と異なるシステムを構築していく考えを示した。

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