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大林組、放射性廃棄物の処分技術開発 雨天作業可能、コスト3割減も

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大林組、放射性廃棄物の処分技術開発 雨天作業可能、コスト3割減も

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放射性廃棄物を埋め立て処分する際に覆う隔壁層の新工法「ベントスロープF工法」=東京都清瀬市の大林組技術研究所  大林組は31日、旭化成ジオテックと共同で、放射性廃棄物の埋め立て処分時に、雨水の浸入を防ぐ隔離層を簡易に構築できる技術を開発した。布製の隔離層で放射性廃棄物を覆う仕組みで、雨天時に作業できるなど効率も良いことから、従来工法より20~30%程度コストダウンできるとしている。

 同技術は、ポリエステル製の袋に、砂や鋳型の材料などに用いる粘土のベントナイト、水などを配合したものを入れることで、体育で使用するマットのような布製型枠を構築。運び込まれた放射性廃棄物の上を覆うことで、隔離層を簡易につくることができる。

 環境省は、東京電力福島第1原発事故で放射性セシウムに汚染された廃棄物焼却灰や下水汚泥のうち濃度が1キロ当たり8000ベクレルを超えるものを指定廃棄物に定めている。指定廃棄物は2012年11月2日時点で、1都10県に約8万8000トンあり、今後も増える見通し。

 こうした廃棄物は、セメントを固化し雨水の侵入を防ぐ隔離層で覆った上で埋め立てることができれば、既設の一般的な埋め立て処分場でも処理できることになっている。

 しかし住民同意がなかなか得られないため、現状は自治体などによる受け入れが進んでいない。

 同社は、今回の技術が雨天時でも作業できるほか、作業効率や安全性が高いことを理由に、普及を図りたい考えだ。

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