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肌の潤い導く“眠活・時短” 化粧品各社、新商品を相次ぎ投入

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肌の潤い導く“眠活・時短” 化粧品各社、新商品を相次ぎ投入

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コーセーコスメポートが発売した「肌リズムうるおい濃密ジェル」=8日、東京都中央区の同社  化粧品各社が「就寝中のスキンケア」を目的とする新商品を相次いで投入している。仕事や子育てに追われる20~30代女性の「忙しいけれど、きれいでいたい」(コーセーコスメポート)というニーズに応え、寝る前に使う夜用のクリームやパックなどを開発。眠りの質を良くすることで健康と美容を追求する“眠活”が話題を集める中、肌の代謝が活発になる睡眠時間を有効活用する合理的なコンセプトが受けているという。

 コーセーコスメポートは2月下旬、寝ている間に肌にハリを与えるという「肌リズム うるおい濃密ジェル」(1480円)を発売した。

 紫外線など外部刺激からの保護を目的とする日中用化粧品と異なり、「就寝中に失われやすい肌の潤いを閉じ込める」ことに主眼を置いた。化粧水や乳液など洗顔後に使う基礎化粧品の機能も持ち、手間と時間を省く「時短」商品であることもパッケージでアピールしている。

 常盤薬品工業も「時短」ニーズに着目し、寝る前にぬって起床後に洗い流す「キラ・ラ・リラ ナイトマスク」(1260円)を発売した。不織布に美容液を染みこませたシートマスクに代わる「つけたまま寝られるマスク」がコンセプト。肌に成分が浸透するのを待つ必要がない。

 このほか、ファンケルの「オーバーナイト エステパック」(4200円)、第一三共ヘルスケアの「トランシーノ薬用ホワイトニングリペアクリーム」(4200円)、ノエビアの「バイオサイン ナイトスムージー」(1万8900円)と、寝る前の使用を前提としたスキンケア商品が1~2月に続々と投入された。

 富士経済によると、化粧品や美容機器などセルフフェースケア製品の2012年の市場規模は前年比0.3%増の1兆9516億円となったもよう。

 このうち9割超を占める化粧品では、洗顔後の手入れを1品で済ませられるジェル状の基礎化粧品やスキンケアとベースメークの機能を兼ね備えた「BBクリーム」といった多機能商品が好調で、「時短」がヒットのカギの一つとなっている。各社はこの流れをくみつつ、昨今の眠活ブームにあやかりたい考えだ。

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