ニュースカテゴリ:企業
メーカー
“食べるスキンケア”急成長 化粧品各社、スティック状ゼリー相次ぎ投入
更新
コーセーが発売した「プレディアコラーゲンジュレ」=5日、東京都中央区の同社 化粧品各社が、コラーゲンやヒアルロン酸など美肌効果があるとされる成分を配合したスティック状のゼリーを相次いで投入している。
美容食品は瓶詰のドリンクやサプリメントが一般的だが、かみ応えのある果物味のゼリーにすることで、腹持ちを良くし、おやつ感覚で食べられるようにした。次なる訴求成分として注目されている「プラセンタ」のゼリーも登場し、“食べるスキンケア”の市場成長は今後も続きそうだ。
ファンケルは20日、パイナップルなどの味の「HTCコラーゲン スティックゼリー つやモイスト」(10本入り、1800円)を直営店などで発売する。粒状・粉末状のサプリメントや、コラーゲンの独特の風味が苦手な女性の取り込みを狙う。「数量限定発売だが、売り上げ状況によっては定番化も検討する」(同社)という。
コーセーは化粧品専門店に新規顧客を呼び込もうと、専門店向けのブランドから「プレディア コラーゲン ジュレ」(7本入り、1575円)を発売。桃とライチの味が好評で、発売から昨年末までの約5カ月で、今年度内の達成を目指していた目標の2倍近くを売り上げた。
「『良薬口に苦し』では売れないので味にこだわった。リピーターも多い」と同社。ヨーグルトに混ぜるなど、飽きないための工夫も販促で紹介している。
市場拡大中のプラセンタを取り入れたのは、常盤薬品工業の「ビューパワー プラセンタ・コラーゲン10000」(7本入り、577円)。「通販では認知度が高い成分だが、他の販売チャンネルではまだこれから。昨年10月からドラッグストアで市場開拓中」(同社)だ。
富士経済によると、美肌効果を訴求した健康食品市場の規模は2012年に774億円(前年比4.6%増)に達する見込み。プラセンタ配合商品の市場は前年比倍増と急成長中で、13年に100億円を突破すると予測している。