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シャープ、奥田社長が1年で降板…再建進まず責任 新社長に高橋副社長
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シャープの奥田隆司社長(59)が6月で会長に退く方針を固めたことが13日わかった。後任には高橋興三副社長(58)が昇格する。就任から1年での交代は異例だが、昨年夏に策定した再建計画が遅れていることなどから奥田氏は責任を明確化する。液晶拡大路線で巨額赤字を招いた片山幹雄会長(55)も退任する。14日の中期経営計画で発表する。
シャープは6月に取締役を半分程度に削減するほか、会長社長人事を含めた大幅な経営体制の刷新を行う。主力取引銀行のみずほコーポレート銀行と三菱東京UFJ銀行から役員を受け入れ、主力行出身者がもつ企業再生のノウハウを生かし、経営再建を加速する。
奥田氏は昨年4月、取締役常務執行役員から社長に昇格したばかり。奥田社長については、再建計画の遅れがさらに業績悪化を招いたことなどから責任論が浮上した。片山会長とともに責任を明確化すべきとの結論に至った。
高橋副社長は平成20年に執行役員となり、昨年から副社長。営業畑が長く、米州本部長を務めるなど、海外事業にも精通している。