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PHVリコール作業 岡崎工場で公開 三菱自

ニュースカテゴリ:企業の自動車

PHVリコール作業 岡崎工場で公開 三菱自

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三菱自動車の岡崎工場で進められている「アウトランダーPHEV」の電池交換作業=8日、愛知県岡崎市  三菱自動車は8日、愛知県岡崎市の名古屋製作所岡崎工場で、リチウムイオン電池の不具合でリコールを届け出たプラグインハイブリッド車(PHV)「アウトランダーPHEV」の電池交換作業を報道陣に公開した。同社の夏期休暇が始まる8月10日までに作業を終わらせ、同19日に生産を再開する方針。

 交換対象は4313台。通常ならリコール作業は販売店が対応するが、品質に万全を期すため同工場で実施している。6月から1日約100台のペースで行い、5日までに全体の3割を超える1390台の電池を交換した。

 今回の不具合は電池メーカーの作業員が誤って電池を落とし、変形させたのが原因とされる。益子修社長は不具合を改めて陳謝。「交換後は安心して乗っていただける」と強調した。

 現在の受注状況は「国内で3200台、海外ではオランダを中心に1万5000台」(益子社長)。不具合の発覚を受けて3月下旬から生産・出荷は止まったままだが、同社は10月から月産能力を4000台に倍増して対応する。

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