魅力薄れた日本市場、世界へ技術アピール 東京モーターショー開幕
更新米ビッグ3と呼ばれるフォード・モーター、ゼネラルモーターズ(GM)、クライスラーは、国内市場が飽和状態にある東京への参加を辞退する一方で、上海、北京、広州のモーターショーには参加を続ける。
実は日本勢にとっても、中国は重要市場で、東京と重複する広州モーターショーへは、合弁先からの出展も含めれば、進出する全社が参加。「即売会に近い反応があり、出展は必須」(国内自動車大手幹部)との声も上がる。
やはり同時開催のロサンゼルス自動車ショーも、「環境規制が世界一厳しいショー。出展は、環境対応車をアピールするには重要」(同)。ホンダは、15年に発売予定の燃料電池車の試作車の初公開について、日本ではなく、ロスを選んだ。
「技術革新が集う場」(日本自動車工業会の豊田章男会長)という東京モーターショーの位置づけをさらに強めるには、周辺業界も含めたオールジャパンで海外の競合を凌駕(りょうが)する革新的な技術を示し続ける必要がありそうだ。(飯田耕司)
