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オリコ、社長・会長半年無報酬 暴力団融資問題の対応遅れ認める

ニュースカテゴリ:企業の金融

オリコ、社長・会長半年無報酬 暴力団融資問題の対応遅れ認める

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 みずほ銀行の暴力団関係者らへの融資問題で、同行と組んで提携ローンを実施した信販会社オリエントコーポレーション(オリコ)は22日、斎藤雅之社長と西田宜正会長を半年間の無報酬とする社内処分を発表した。都内で会見した斎藤社長は、「広く社会をお騒がせし、心から深くおわび申し上げる」と謝罪した。

 斎藤社長と西田会長のほか、法令順守や業務監査の担当などの役員17人については、3カ月間の5~15%の報酬カットを実施する。

 オリコは5月、みずほ銀から147件の債権の肩代わり弁済を求められた。オリコはその後、147件のうち、契約書に暴力団排除条項が入っている39件について、警察への照会を通じた調査を実施。39件中の少なくとも3件が、暴力団員ら反社会的勢力だと確認されたと発表した。

 社内処分について斎藤社長は、契約解消などの対応が遅れた経営責任に触れ、「もう少し早く対応できたのではないかと反省している」と述べた。

 信販業界を所管する経済産業省は今月8日、オリコが肩代わり弁済した融資の詳細について調査、報告するよう命令。オリコは22日、経産省への報告に合わせて社内処分を発表した。

 オリコは、社内外での混乱拡大や契約解消に向けた手続きの遅れなどの経営責任を明確にし、信頼回復を目指す。

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