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足利HD、10年かけ東証再上場 社長「地元の経済発展に寄与を」
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東京証券取引所に再上場を果たした足利ホールディングスの藤沢智社長(中央)=19日、東京都中央区 一時国有化された足利銀行を傘下に持つ足利ホールディングス(HD、宇都宮市)は19日、経営破綻と上場廃止を経て、約10年をかけ東京証券取引所第1部への再上場を果たした。
初値は公開価格(420円)より7.4%高い451円。終値は432円だった。調達した資金は優先株の消却にあてる。
足利銀行は2003年にバブル期の過剰融資が原因で経営破綻。一時国有化され、04年には当時の持ち株会社が上場廃止を経験した。その後、野村グループの支援を受けて08年に足利HDを設立。経営再建にめどをつけ、今年7月には東京証券取引所に上場を申請していた。
足利HDの藤沢智社長は会見で、野村グループとの関係について「協力関係を引き続き意識したい」と指摘。上場については「地元や関係者の皆さまの協力があった。地元の経済発展に寄与したい」と語った。