「バイドゥIME」無料ソフトは要注意? 「クラウド」のリスクとは
更新中国検索大手「百度(バイドゥ)」製のパソコン用日本語入力ソフト「バイドゥIME」で入力した文字情報が無断で同社サーバーに送信されていたことが明らかになり、インターネットに常時接続して情報をやりとりする「クラウドサービス」が安全かどうかが改めて注目されている。利用者は利便性の裏にあるリスクをどう考えればいいのだろうか。(三品貴志)
バイドゥIMEは入力した文字列を百度のサーバーへ送り、豊富な変換候補を表示させる「クラウド入力」機能を持つ。昨年12月下旬に問題が発覚するまで、初期設定のまま使用すると、メールやワープロソフトなどで全角入力した文字と、パソコンの固有ID、使用アプリなどの情報がセットになって同社サーバーに自動送信されていた。
気づかずに「送信」
ソフトはレノボなど中国社製の一部PCに購入時から導入されており、他社のソフトと抱き合わせで自動インストールされる場合もある。ソフトを調べたITセキュリティー会社、ネットエージェントの杉浦隆幸社長は「気づかないうちにソフトを使い、情報が送られていたケースは多いのでは」と推測する。
