トヨタ完全復活、力強さの象徴 構造改革が結実、6年ぶり最高益更新へ
更新同日、東京都内で記者会見した佐々木卓夫常務役員は「収益改善の努力の成果が表れてきた」と、コスト削減などの構造改革が円相場以上に過去最高益更新に貢献することを強調した。
想定為替レートが前期に比べ17円円安に振れることで、通期での増収効果は8800億円に達する見込みだが、それでも6年前に比べれば14円の円高。佐々木常務役員は「現状の為替は、6年前と比べれば1兆円の減益要因だ」とその根拠を説明する。
トヨタはリーマン・ショック後、販売台数が激減。「つぶれるほどの経営危機」(豊田章男社長)に直面し、構造改革の断行に着手した。
大きな成果として表れたのは、1台当たりの粗利益を増やすために生産コストを引き下げる“原価低減活動”だ。
