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「東京TY」 社長に柿崎氏 都民銀と八千代銀持ち株会社
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握手する東京都民銀行の柿崎頭取(左)と八千代銀行の酒井頭取=2日、東京都中央区 東京都に地盤を置く東京都民銀行と八千代銀行は2日、経営統合して10月1日に設立する持ち株会社の名称を「東京TYフィナンシャルグループ(FG)」にすると発表した。社長には都民銀の柿崎昭裕頭取(58)が就任する。首都圏では今後多くの地銀が進出して競争激化が予想されるが、柿崎頭取は「盤石な営業基盤を構築し、地域ナンバーワンの地銀グループにしたい」と語った。
持ち株会社の会長には八千代銀の酒井勲頭取(69)が就く。都民銀と八千代銀は持ち株会社の傘下銀行となる。両行の本部機能の集約やシステム統合などを進める方針。統合する10月までに一部は実施できる見通し。
持ち株傘下での両行の統合には「切磋琢磨(せっさたくま)してきた関係を継続したい。あるともないともいう段階ではない」(酒井頭取)との表現にとどめた。
グループの預金残高は約4兆4000億円。両行は営業基盤や顧客の重複が少ない。例えば都民銀は中堅・中小、八千代銀は中小・零細の融資に強いため「企業の成長段階に応じたサービスが提供できる」(酒井頭取)。東京五輪に向けて広がるビジネスチャンスを取り込み、2020年には預金残高4兆6000億円以上、コア業務純益は12年度の両行の単純合算の約2倍となる200億円以上を目指す。