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サントリーの出遅れ鮮明に 4社“激突”で話題の「ゼロゼロ発泡酒」
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ビール大手4社の10月のビール類販売実績が13日、出そろった。ブランドによって販売の好不調が鮮明となっている。サントリービールが前年同月比5%増、アサヒビールが2%増となった一方、キリンビールが4%減。サッポロビールも前年実績を下回ったとしているが、減少幅については開示していない。また、4社そろっての参入で話題になった糖質ゼロ・プリン体ゼロのいわゆる「ゼロゼロ発泡酒」では、サントリーの出遅れが顕著となった。
10月はお歳暮向けの販売が始まっていることから、特にサントリーではギフト専用の「ザ・プレミアム・モルツ」が約3割程度伸ばし、同社の堅調な販売の牽引(けんいん)役となった。
また、「ハロウィンキャンペーン」を展開したことで、アサヒでは第3のビール「クリアアサヒ」が3.5%増となった。
ゼロゼロ発泡酒は10月の販売ではキリンが60万ケース(1ケースは大瓶20本換算)、サッポロが42万ケースで、2強の状態となっている。アサヒが9~10月の累計販売が77万ケースでこれに続くが、サントリーは6万ケースと後れが目立つ。糖質を大幅に削減した第3のビール「金麦〈糖質75%オフ〉」へのシフトを進めているもようだ。また、ビール類以外ではキリングループのメルシャンのワインが12%増と、ワイン市場の全体の伸長を背景に、好調に推移している。