揺るがぬ自信…消費税でも勝てるワケ 大和ハウスと積水ハウス
更新創業60周年を迎える28年3月期の経営目標(売上高2兆8千億円、最終利益1千億円)を1年前倒しで達成することになる。
なぜか-。事業別の売上高をみると、やはり反動減を織り込んで主力の戸建て住宅は同7・5%減の3650億円を想定。ただ一方で、賃貸住宅(アパートなど)が同12・8%増の7770億円、物流などの事業施設が同0・1%増の5930億円、コンビニエンスストアやドラッグストア店舗など商業施設が同3・3%増の4360億円と増収を見込む。
つまり好業績を支えるのは事業の多角化だ。
昭和30年に創業した同社はあらかじめ工場で部材を製造し、現地で組み立てる「プレハブ工業住宅」のパイオニアとして知られる。本業はあくまで「戸建て住宅の建設」(大野社長)だが、経営基盤の強化のため事業多角化を進めており、賃貸住宅や事業施設、商業施設の「ハコモノ建設」は創業時から培ったプレハブ住宅の技術を進化させた延長線上にある事業だ。
