今回は、日本政府の要請によるもの。政府は、今年２月から２８５０万ドルを超える緊急無償資金協力などを実施していいるが、シェルターや水、食料、医薬品などが優先的に割り当てられ、防寒衣料の供給は追いついていないため、ファストリに協力を求めた。

　これに対し、ファストリでは機能性下着「ヒートテック」と、軽量の防寒ジャケット「ウルトラライトダウン」それぞれを４千点寄贈することにした。同社は、店舗で実施している「全商品リサイクル活動」で回収した衣服を難民キャンプに届ける活動なども展開している。