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マツキヨ、中国の「春節需要」見込み免税対応店を拡大 専用店も開設へ
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中華圏の旧正月である2月19日の春節に合わせ訪日外国人客が増えることを見越し、ドラッグストア大手のマツモトキヨシホールディングス(HD)が消費税免税対応店を80店まで急増させることが19日、分かった。免税対応店は現状の2倍に増える。従来は3月末までに50店体制とする計画だったが、昨秋の免税拡充後は訪日客向け販売が想定以上に増加。春節休暇も高い需要が見込めるため、計画を上方修正した。
同社は昨年10月の免税拡充にあわせ、訪日客の多い東京・銀座や新宿など約20店にパスポート確認用の端末を導入し、消費税の支払い免除などの免税対応を開始。昨年末には免税対応店が首都圏や関西圏を中心に37店に達した。
訪日客向けの売り上げは、化粧品などを中心に予想以上に伸びており、「前年比で5割以上アップした店舗もある」(同社)という。
好調な売れ行きに対応するため、免税対応店の増加ペースを加速。中国や台湾、ベトナムから大量の訪日客が見込まれ、一大商戦となる春節休暇(2月18~24日)に間に合うように時期を前倒しするとともに、店舗数を従来計画より6割増やすことにした。
同社は今春から、訪日客向けの免税対応専用店の新設も進める。1年で全国に20店舗を開設する予定。複数の専用レジを置いて迅速に対応する。空港、アウトレットモールなどに出店することを検討している。
訪日客は昨年、円安などを追い風に過去最高の1300万人を超えた。買い物の場所もドラッグストア、コンビニエンスストアなどと多様化し、各業態で需要の取り込みを強化している。