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ソニー、イメージセンサーで肌を解析 美容サービス参入

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ソニー、イメージセンサーで肌を解析 美容サービス参入

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ソニーが提供を始める肌解析システム。測定機による判定をタブレット端末のアプリケーションを通して示す  ソニーは3日、同社初の美容関連サービスとして、肌解析システム「ビューティーエクスプローラー」を来月中旬に始めると発表した。スマートフォンカメラなどに使われる画像処理用半導体を搭載した小型の測定機で定量的な判定ができるのが特徴。判定をもとにした肌を改善するための施術を行う美容サロンや化粧品の販売を見込める化粧品メーカーなどに提供する。

 サービスは、インターネット上にデータを保存する「クラウド」技術を活用。測定機を顔に当てて測定すると、ネット上で運用される解析技術でデータを分析し、結果がタブレット端末に表示される。

 肌のなめらかさ、毛穴やシミなどについて5段階で表すほか、総合評価を「肌年齢」として示す。肌の色合いや、油分の量など、肌の手入れをする時に参考になる情報も得られる。

 価格はサービス内容によるが、月額1万5000~2万円(税別)。サービスを受ける美容関連の企業や店舗は、これらの機器で顧客の肌を解析。得られた情報をもとにサービスや商品販売につなげる。肌解析システムを「クラウド上で進化させることができる」(ソニーイメージセンサ事業部の北川悟氏)のが強みという。

 ソニーの美容関連サービス参入の背景には、同社が世界シェア首位を誇る半導体、イメージセンサーの需要開拓がある。上田康弘業務執行役員は「イメージセンサー市場を大きく成長させるためのキーワードは『センシング』だ」と話す。センシングとは、目では見えにくいものを捉えたり測定する機能。自動運転技術などにも使われており、従来の画像処理に加え、美容関連領域における拡大が見込まれている。

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