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「保険のプランナー?人のために働く奴なんているの」ビートたけし“過激発言”CMにしたソニー生命“逆張り戦略”
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保険嫌いのビートたけしを起用したソニー生命保険のCM。刺激的な言葉が並ぶ 「何だっけ?ライフプランナーって。人様の人生を設計するってことだろ?たいそう立派だけどさ、本気で人のために働くやつなんているの?」
ソニー生命保険のCMのセリフで、起用したビートたけしの本音をそのまま使った。
保険や金融が嫌いでこれまでCMも出演してこなかったビートたけしに対し、ソニー生命が「ホンネを語ってほしい」と口説き、出演にこぎつけた。
保険に対する不信感とも取れるこのセリフは、保険業界に対する“たけしの挑戦状”ともいえそうだが、ソニー生命は、「ビートたけしさんの本音の言葉を通して、人生に対して真剣に向き合うことへの期待をCMで表現した」と話す。
ほかのバージョンでも刺激的なセリフがあふれる。「人生に幸せなんて求めること自体、勘違いなんだよ」、「人が生きていくことは大変なのか簡単なのか分からない」などと“たけし語録”が並ぶ。ただ、その言葉の裏に優しさを感じさせるのも、たけしならではだ。
視聴者からの反響は、さまざまで、短文投稿サイトのツイッターには、「カッコよすぎる」、「ソニー生命のCMのビートたけしの言うことに妙に同感してしまうなぁ…」との声が挙がる半面、「ソニー生命のCM。反感を買いたいのかな?」など批判的な声も寄せられるなど賛否両論だ。ソニー生命にしてみれば、してやったりの反響といったところか。
撮影に際しビートたけしは、黒のタートルネックに、黒スーツというシックな姿でスタジオ入りした。
ピリッと適度な緊張感の中、モニターを真剣な表情で見つめ、監督からのCMの説明に耳を傾ける様子が印象的だったという。
繊細な表情が求められるCMだったが、でき上がりのCMをイメージしながら、目線の向きを「こうしてみるものいいんじゃない?」と提案し、こだわりのCMに仕上がった。
とはいえ、グラフィック撮影終了後の最後の記念撮影では、真剣な表情から一変、ピコピコハンマーを手に嶋岡正充副社長の頭をたたきパチリと記念撮影。スタジオ中が笑い声に包まれた。役者、監督から、最後は、芸人としての一面もみせた。