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ソニー、分社・効率化で反転攻勢なるか 「安定志向」の現経営陣にOB懸念も

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ソニー、分社・効率化で反転攻勢なるか 「安定志向」の現経営陣にOB懸念も

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 ベスト・バイとの提携は、販路を絞って安売りを回避し、高級品としてのブランドを維持する狙いもある。だが、失敗すれば主戦場となる米国からの撤退だけでなく、テレビ事業そのものからの撤退にもつながる。14年3月期の公約だったテレビ事業の黒字化に失敗したソニーにとっては背水の陣だった。

 最終的に、専用売り場を設けた店舗のテレビ販売額は約4倍に膨らみ、収支も劇的に改善。テレビ事業は15年3月期に営業黒字を確保。それは11年ぶりに達成した悲願だった。

 販売施策の転換に加え、ソニーは経営体制そのものも見直した。テレビ事業は14年7月、「ソニービジュアルプロダクツ」という会社に分社化され、独立採算制となった。

 こうした改革を進めたのは、子会社のソネット社長から本社に戻り、14年4月に最高財務責任者(CFO)に就任した吉田憲一郎だ。ソニーの中堅幹部はここ数年の業績不振について「『われわれはあの革新的なソニーだ』という独善があった」と振り返る。社内に漂う「おごり」や「緩み」を一掃するため、吉田は大なたを振るった。

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