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「松下電器」中国で名前が残るワケ “憧れの存在”でプレミアム戦略

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「松下電器」中国で名前が残るワケ “憧れの存在”でプレミアム戦略

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 1月には、上海市内の百貨店で「松下美麗中国行」と銘打ったイベントを開催し、中国で展開している独自キャラクター、小松をコンセプトに家電など主力製品を展示した。

 中国版ツイッターとされるSNSサイト「微博(ウェイボー)」では、同社の事業や商品をPRするアカウント「Panasonic松下中国」を展開しているが、そのコメントをチェックしているフォロワーを集めたイベントも「松下美麗中国行」と称して開き、“小松の誕生日”を祝うイベントなどで催し、盛り上がった。

 公式アカウントでは、創業者の松下幸之助氏の生涯や言葉などを紹介するコーナーも設けており、経営者として人気が高いことを強みとしてアピール。中国では松下を前面に押し出す宣伝が繰り広げられている。

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  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 中国の独自キャラクター「小松」(中央)
  • 「小松」が登場するポスター
  • イベントで「小松OFFICE」として展示した商品
  • パナソニックとともに「松下」が入っているカタログ
  • 会社案内でもパナソニックと松下が併記されている

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