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スマホやパソコン…世界競争の予兆 アップル副社長が大阪を初視察

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スマホやパソコン…世界競争の予兆 アップル副社長が大阪を初視察

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 大阪に勝機?

 大阪について、クロール副社長は「より多くのユーザーを獲得できるチャンスがある」と述べ、多くの人でにぎわうアップルストア心斎橋の視察で自信を深めたようだ。

 調査会社のデータを踏まえ、アップルのパソコン販売台数のシェアは東京で20・5%。それに比べて大阪で12・6%と把握しているといい、それだけ大阪はパソコンの“伸びしろ”が大きいと見込んでいる。

 その意気込みは、大阪の主な家電量販店のアップルコーナーの存在感の大きさに表れる。

 アップルの広報担当者は「首都圏の家電量販店ではアイフォーンが牽引(けんいん)役となってマックが幅広い層に売れている」と話しており、首都圏の“成功体験”を大阪に持ち込む意図をうかがわせる。

 囲い込み本格化

 スマホのアイフォーン、タブレット端末のアイパッド、ウエアラブル端末のアップルウオッチ、パソコンのマック…。

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  • 米アップルのブライアン・クロール副社長=大阪市中央区のアップルストア心斎橋
  • 2014年に米アップルが披露した製品ラインナップ。左からアップルウオッチ、アイフォーン、アイパッド、マックブック、アイマック

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