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スマホやパソコン…世界競争の予兆 アップル副社長が大阪を初視察

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スマホやパソコン…世界競争の予兆 アップル副社長が大阪を初視察

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 アップル製品を並べ、薄さやシンプルなデザインを強調した画像を記者にアピールしながら、クロール副社長は「それぞれの製品に搭載されたアプリは連動するため、組み合わせて使うことで、より良いユーザー体験ができる」と訴えた。

 ただ、ライバルの米マイクロソフトも、昨年夏にスマホやタブレット端末との連動性を強化したOS「ウィンドウズ10」の無料提供に踏み切っており、今後は顧客の囲い込み競争が激化しそうだ。

 日本市場を制するのは、スマホ王者のアップルか、パソコン向けOSで圧倒的シェアを握るマイクロソフトか。

 IDCジャパンの片山雅弘リサーチマネジャーも「総務省の指導で携帯端末の“実質0円端末”販売ができなくなると、高機能のアイフォーンは価格が高い分、販売で影響を受けるだろう。今後は、スマホとパソコンを含めて企業向け需要が成長のカギを握る」と予想している。

 米アップル首脳の大阪訪問は、スマホやパソコンなどをめぐる次なるBtoB(企業間取引)戦争の幕開けを予感させるものとなった。

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  • 米アップルのブライアン・クロール副社長=大阪市中央区のアップルストア心斎橋
  • 2014年に米アップルが披露した製品ラインナップ。左からアップルウオッチ、アイフォーン、アイパッド、マックブック、アイマック

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