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阪急阪神ホテルズ社長会見詳報(4) 「大阪は食のまち、原価削れば客に見抜かれる」
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「偽装が会社や従業員が意図をもって欺いて不当な利益を得ようとしていたならば、今回はそういうことはなかった。しかし、客にとっては当社にそういうつもりがあるかないか、全く関係のないこと。客にとっては目の前で信じていた料理がメニューとは違ったという事実があるのみだ」
「そのように受け止められても致し方ない。付け合わせということで、調理担当者が気付かなかった。私としては知識不足に原因があったと思っているが、偽装と言われても致し方ない」
「当然そのような体制をいち早く確立してくれると考えている。客の視点にたったチェックがなかった。今一度原点に立ち返りたい」
「いいわけがましく聞こえたら本意ではないが、私たち(阪急阪神ホテルズ)は(阪急と阪神で)集合して日が浅い。それぞれの出身母体の融和を図ることを目的に人事制度などを考えてきて、従業員を管理するが後回しになっていたということがあるのかもしれない」
「阪急阪神ホテルズだけでなく、健全な経営をしている各社の信用にまで発展した。まったく私にとっては残念至極。責任は非常に重い。辞任をもってしか、償えない。ここで責任をとるべきと考えた」
「私は偽装ではないと思うが、これは会社側の理屈だというのは指摘のとおり。消費者の立場で調べ直したら、偽装と言われても仕方がないという思いにいたった」
「悪意と言うより、そこまで思いがいたっていなかった。お粗末と思われても仕方がない。教育して再発防止につとめたい」
「阪急阪神ホテルズだけの問題でなく、グループ会社全体に及んでいたことの責任を感じた。発端となったのは今回の騒動だが、私どもが起こしたことなので、きちんと責任取って対応する。しかし、そういうことを乗り越えて問題がグループに及んでいることにけじめをつけたい。
「それはない。ホテルを良くしようと取り組んできた」
「宿泊部門での競争激化はある。今回はレストラン。大阪は食のまち。前から競争はあって、原価を削り、安かろう悪かろうとなれば客に見抜かれる。より品質をすぐれたものを提供したいと思っていた。勝ち残るためには料理とサービスを水準以上で提供することが必要だ」
この後、再調査した食品の件の確認のやりとりなどが続いた。会見時間は約2時半にわたった。