「近大マグロ」なら銀座でも戦える 飛ぶように売れる1万円の刺し身
更新より強く、作り分けも
一般的な養殖マグロは、天然の幼魚を捕獲して育てる「蓄養」タイプだが、近大マグロは卵を孵化(ふか)して育てる完全養殖だ。
研究に着手したのは昭和45年。クロマグロは皮膚が弱く、うかつに触れないなどデリケートで、生態もよく知られていなかったため研究が難航したが、試行錯誤を繰り返し、平成14年に完全養殖を成し遂げた。
蓄養の養殖マグロより2~3割高いが、近大は天然物と遜色のない味だと自信をみせている。
さらに近大はマグロのDNA解析を進め、生存力の強い個体を選んで育てる「選抜育種」に力を入れている。「将来的には消費者の要望に応じて赤身が多いものやトロが多いものなど、作り分けができるようにしたい」という。
