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川内2号機、使用前検査入り 再稼働時期は不透明
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原子力規制委員会は10日、九州電力川(せん)内(だい)原発2号機(鹿児島県)について、再稼働の最終段階となる使用前検査を開始した。すでに検査を実施中の1号機との供用設備があるため、2号機の検査の進展が1号機の再稼働にも影響する。九電は2号機の再稼働を「9月下旬」に予定しているが、1号機の検査では当初の計画通り進んでおらず、2号機の再稼働の時期も不透明な状況だ。
規制委事務局の原子力規制庁の検査官がこの日午前、川内原発に入り、品質管理の項目から検査を始めた。原子炉の起動後も検査は続き、期間は約4カ月半を予定している。
再稼働1番乗りを目指す1号機では今年3月末に検査が始まったものの、規制委から書類の不備や誤記を指摘されるなど、たびたび検査が中断、延期され、九電は2度にわたって計画を変更。現在の計画では、1号機の炉心への燃料装荷を今月下旬ごろにも終え、2号機の供用設備の検査を7月上旬ごろに終える。
計画では8月中旬に1号機を再稼働、同月下旬には2号機で燃料装荷させる。営業運転は1号機で9月以降、2号機で10月下旬を予定しているが、夏の電力需要のピークには間に合わない。