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“落っこちどころ”が自信に 就活、恋愛に不安な学生へ 教えてお坊さん!(上)
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お悩み相談のインタビューに答えてくれた浄土真宗本願寺派僧侶で「VOWZ BAR(坊主バー)」の店主である藤岡善信さん=2012年9月15日、東京・四谷(早稲田大学、出版サークル「マグネットプレス」撮影) イケメン僧侶40人が登場する「美坊主図鑑」(美坊主愛好会著・廣済堂出版)が人気となるなど、僧侶がひそかなブームになっている。悩み多き早稲田大学公認出版サークル「マグネットプレス」の学生記者が、美坊主図鑑に登場した異色の僧侶に直撃インタビューを行い、意外と知らない仏教について考察した。
今時の大学生はよく悩む。大人からしたら「そんなことで…」と思うかもしれない。だが、大人も同じように大学生の時は悩んだのではないだろうか。現役大学生のくだらないけれども切実な悩みについて、世俗を離れたお坊さんなら答えを導きだしてくれるはずだと考えた。お悩み相談に伺ったのは、浄土真宗本願寺派僧侶の藤岡善信さん。
藤岡さんは、東京・四谷で「VOWZ BAR(坊主バー)」の店主を務める異色のお坊さんだ。坊主バーでは毎日、短い法要と法話が行われ、仏の教えにふれることができるほか、人生の悩み相談にも応じているという。学業、就職活動、友人関係、恋愛…。悩み多き大学生をきっと導いてくれるはずだ。
「偽らない自分を持つことですね。社会の基準とかそういうものに自分を当てはめると、無理が出てくるので、ありのままの自分を出せれば良いのではないでしょうか。もちろん本番では緊張するでしょうから、その緊張した自分も含めてですね。面接官の方はもっと本質の部分を見抜いてくると思うので、本質をいかに正直に出せるかだと思います」
「落っこちどころだと思います。最悪どうなるか、どこまで落ちるか、落ちたときどうするか、というのをいつも考えて行動すればいいと思います。僕は無一文になったらこうしようということまで考えました。若いときから商売をやっていますが最初、経営は全然ダメでした。それで、無一文になってもいいと、腹をくくったところ、だんだんとお客さまも増えてきたんですよ。腹が決まったときに怖いものは何もなくなりました」
「こうしないといけないという価値観を植えつけられてきたと思うんです。こんなことしていいのかなとか、世間はこうだとか、この年齢だから無理だよなとか。その結果、自分の能力がどんどん制約されてしまっていると思います。根本的な欲求、たとえば目立ちたいとか、そういう欲求を見つめ直せば、夢とか目標が見つかるんじゃないでしょうか」
「浄土真宗の教えで親孝行というのはなくてね。究極を言えば、親孝行なんてしなくて良い。子供の存在だけで親は元気をもらい、一挙手一投足が喜びになる。存在するだけで親孝行をしているんですよ」