SankeiBiz for mobile

便利で無駄を減らせる「ネットスーパー」 上手な使い方のポイントは?

ニュースカテゴリ:暮らしの生活

便利で無駄を減らせる「ネットスーパー」 上手な使い方のポイントは?

更新

主なネットスーパーのサービス  インターネットで注文するとスーパーマーケットなどの生鮮食料品や日用品が自宅に届く「ネットスーパー」。外出がままならない小さな子供のいる主婦や、重い商品を運ぶのが大変な高齢者らに好評だ。注文したその日のうちに届けてくれたり、ブランド雑貨や「デパ地下スイーツ」も注文できるなど、さまざまなサービスが充実。ネットスーパーと店舗型スーパー、それぞれの長所短所を見極めた上で使い分けることが、買い物上手への近道となりそうだ。(横山由紀子)

 5歳の双子と1歳児を子育て中の大阪府箕面市内の主婦(35)は、週に2回ほど、ネットスーパー「阪急キッチンエール」(大阪府吹田市)を利用している。ジャガイモやニンジンなどの「カット野菜セット」や、レシピと材料がそろった「お料理セット」、冷凍食品などを注文する。「子供の世話や幼稚園の送迎、家事もあり、時間に追われ、買い物に出かける時間がない。ネットスーパーのおかげで買い物の時間が短縮できる上、無駄な買い物も減りました」と話す。

 ネットスーパーは、実際のスーパーマーケットの店舗から、または店舗を持たない業者が配送センターなどから、ネットで注文を受けた食料品や日用品などを個人宅まで届けるサービス。平成12年頃から徐々に始まり、現在では大手スーパーや百貨店などが展開している。

 阪急キッチンエールの場合、月会費500円で、サービスエリアは大阪、神戸、京都市など近畿を中心に45市町。店舗は持たないが、吹田市江坂町に注文商品を選別して配送するセンターを置く。センターは室温5~10度に保たれ、巨大レーン上を流れる配送用の箱に、担当者が刺し身や肉、野菜、米、トイレットペーパーなどを次々と収め、検品後に各自宅に配送する。主婦が多く働いており、同社担当者は「買い物のときに品物を選ぶように、主婦目線で厳しくチェックした商品を届けています」と話す。

 系列百貨店で扱う人気パティシエのスイーツや名店の総菜、高級ブランド雑貨などが注文できるのも特徴のひとつ。「子供を寝かし付けた後、特集のスイーツなどを選びながら注文するのが楽しみ」という主婦に人気だ。

 一方のスーパーでは、実際の店舗にある商品を即日、または翌日に届ける。折り込みチラシの特売価格にも対応し、配送時間帯も数時間ごとに区切り、きめ細かくサービス。普段よく利用するなじみの店に出向かずして買い物できる手軽さが受けている。

 イトーヨーカドーは、前日の午後7時に折り込みチラシがネットでチェックできる。ダイエーは、注文を受けてから最短3時間で配送し、OMCカードの優待割引サービスにも対応。イズミヤは、毎月第2土曜、日曜は5%割引キャンペーンを実施している。イオンは大阪、兵庫、奈良など40都府県全域でサービスを実施しており、オークワは奈良、和歌山、三重、愛知、岐阜の全域で展開。どちらも山間部の過疎地域にも配送されるため、買い物に苦労している住民に好評だ。

 消費生活アドバイザーの和田由貴さんは、「ネットスーパーは子育て中や高齢者にとって便利なだけでなく、自宅で在庫確認ができたり、ネット上で金額を計算しながら買い物ができるので無駄が減らせるという利点もあります」と話す。一方で、直接商品を見ることはできないので、キャベツ丸ごとを注文しても大きさがわからない、といったデメリットも。「気になる人は、ネットでは調味料やジュースなど既製品を中心に利用し、実際の店舗と併用するという方法もお薦めです」と話している。

ランキング