デジタルよりもアナログ思考になれ 「ドラッカー」は過去の遺物
更新たとえば、医療費問題にも科学者の暴挙が見られます。日本の医療費増大の元凶とされるのは膨大な新薬開発資金で、投じられる資金が年々高額化し、医療行政を圧迫しているのは周知の通りです。これに歯止めをかけられる切り札は「漢方薬」だそうで、その効能は世界的に再評価され、欧米各国では研究開発と実用化が活発化しているようです。
ご存知のように漢方は、飛鳥時代に大陸から伝わったものに日本独自の改良を加え、室町時代から江戸時代にかけて集大成されました。元祖中国の伝統医療(中薬等)とは全く別体系(生薬、あんま、鍼灸、食養生等)として独立したのが、日本が開発した漢方(日本語で西洋医学を蘭方と呼んだことに対比させた命名)です。今世界で一番注目を浴びているのは、その「漢方医学」なのです。因みに、現「中医学」は、漢方医学が、大陸へ逆輸出されてベースになっているようです。
明治政府が西洋医学を正式医学と定めたため漢方はいったんは衰退しますが、戦後になって「日本東洋医学会」が設立され、民間ベースで漢方の再評価機運が高まってきました。北里大や慶応大から発信される東洋医学としての漢方がようやく世界のヒノキ舞台に上がり、世界保健機構や米国立衛生研究所が調査研究を深化させるなど、その効用を具現化し始めています。
