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花粉防ぎながらオシャレに 特殊加工した生地、メガネも多種多様
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「サンヨー」のステンカラーコート(左)と「イルファーロ」の男性用カジュアルジャケット(右)=東京都港区の三陽商会青山ビル 花粉症の人にはつらい季節となった。環境省の予測では、今年は昨年に比べて花粉の飛散量が少ないが、ピークの時期は早まり、飛散期間も長くなる見通しだ。花粉を防ぎながらオシャレも楽しめる商品を探した。(竹岡伸晃)
アパレルメーカーの三陽商会(東京都新宿区)では1月以降、「花粉プロテクトコート」として男性用7ブランド、女性用8ブランドを展開している。
花粉が付きにくく落ちやすい生地、付着したアレルギー原因物質の働きを抑制する機能を持つ生地を使用した商品をそろえる。いずれも撥水(はっすい)性を兼ね備え、梅雨時期まで着られるのが特徴だ。
40、50代の男性の支持を集めているのは「サンヨー」のステンカラーコート(3万9900円)。1枚の生地を表裏で別の色に染めたリバーシブル仕様で、「ビジネス、カジュアルなど着用シーンで使い分けられる」(広報担当者)。「イルファーロ」の男性用カジュアルジャケット(3万4650円)はシャツ、パンツと合わせやすく、軽い着心地を楽しむことができる。
女性用では「マッキントッシュ フィロソフィー」のリバーシブルノーカラーコート(4万950円)やトレンチコート(5万1450円)などがお勧めだ。前者は表裏を明るい色、落ち着いた色で染め分けたリバーシブル仕様、後者は中に綿が入ったライナー(着脱可能なインナー)付きで、「寒い日でも暖かく着られる」(同)。
新宿高島屋(東京都渋谷区)で花粉症の男性に人気なのが「五大陸」の「ロータスクロス シングルトレンチコート」(3万7800円)。紳士服売り場の粕谷忠俊さんは「生地表面に特殊な加工が施され、花粉が付きにくく、付着したアレルギー物質の働きを抑えることができる」。女性用では「23区」のライナー付きトレンチコート「アーティローザディノーバ」(4万4100円)が幅広い年代に売れている。生地は花粉が付きにくく落ちやすく、撥水加工も施されている。
同店ではこのほか、花粉が付着しにくいマキシンの帽子「ファボリ」(8400円)など帽子にも力を入れる。
花粉症を防ぐメガネもファッション性の高いものが数多く出ている。
メガネの製造・販売を手掛けるジェイアイエヌ(渋谷区)の「JINS 花粉Cut」(3990円、サングラスは2990円)は平成24年1月の発売以来、累計約20万本が売れたヒット商品。プラスチック製の透明なフードで目の周囲を覆い、花粉の侵入を防ぐ。今年発売の新モデルは、顔へのフィット感を高めることで「花粉を最大98%カットできる」(マーケティング室の官野里菜さん)。デザインは大人用5種類、子供用1種類で色も豊富。2千円追加で度付きレンズに変えられる。
メガネショップ「Zoff」も花粉症対策商品「エア・バイザー」(3150円)、「エア・バイザー・ウルトラ」(同)を販売。顔にフィットする形状で、それぞれ花粉を最大で91・8%、98・4%カットできる。エア・バイザーは度付きレンズへの変更も可能(追加料金3150円~)。デザインやサイズなど32種類の中から選べるため、ファッションに合わせて使い分けられそうだ。