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美味しく食べて、美しく、健康に…資生堂の社員食堂レシピが一冊に
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社員食堂ブームに乗って以前から注目を集めていた資生堂本社(東京都港区)のカフェテリアで提供されている“美味しく食べて、美しく、健康になる”メニュー「健美食」をまとめたレシピ本「資生堂社員食堂の『健美食』インナービューティー」(主婦と生活社、税別1200円)が20日発売される。
昨年6月からカフェテリアで始めた「健美食」メニューは60種類ほどのラインナップの中から日替わりで用意。通常500円前後のところ、600~650円と少し高めの価格設定となっている。60~70食を準備しているが30分後には完売してしまうという。
「メタボ撲滅のための健康メニューは数年前から手掛けてきたが、『美味しくない』『物足りない』『見た目が美しくない』という理由で2、3カ月で終わってしまうことが常だった。今回のメニューをつくった栄養管理士さんには拍手を送りたい」。資生堂パーラー料理長を務め、現在カフェテリアの運営・管理を担当する松永保信さんは称賛を惜しまない。
メニューには「豚肉のバルサミコソテー」「豚ヒレとグリル野菜の胡麻味噌ダレ」「鶏肉のつくね焼 野菜あんかけ」「手作りヘルシーおからバーグ」「コラーゲン参鶏湯風スープ」などが並ぶ。いずれもカロリーはセットで500キロカロリー台。低脂肪で良質なタンパク質が多く、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富かつ塩分控えめで適正な糖質量となっているそうだ。
カロリーを抑えつつ、美味しく、腹持ちがよく、見た目も美しい健美食を松永さんとともに完成させたのは全国の企業、学校、病院などにフードサービスを行っている給食会社「LEOC」(東京都千代田区)だ。
塩分を抑えた分を旨味、辛味や香味野菜で補い味覚的な物足りなさを解消。食材の歯ごたえにこだわることで咀嚼回数を増やして満腹感を得たり、カロリーを抑えたことで不足しがちな栄養素を五穀米や黒米入りなど5種類のご飯で補うなどの工夫が凝らされているという。
カフェテリアで18日に行われた試食会では、日頃から健美食を食べている資生堂の社員らが登壇し、1年間で10キロ以上のダイエットに成功した事例などが紹介された。美の歴史をつくってきた資生堂の社員だけにいずれも美しい女性ばかり。そして健美食でますます美しくなっていく。こんな不公平が許されるわけがない? このレシピ本が世の中のすべての女性に行き渡ることを切に願う。