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「私のおかげで一人でも元気を取り戻してくれたら」 アメリカンホーム保険会社「みんなのMAEMUKI駅伝」ランナー・佐々木美幸さん
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カメラに向けて明るく手を振りながら走る佐々木さん。「子どもを育てる使命があるからまだまだ元気でいなければ」と力強く話した 「みんなのMAEMUKI駅伝」プロジェクトもゴールまで残り1ヵ月となった10月26日、佐々木美幸さん(34)は秋田県の「道の駅・西目」から約3キロを走破した。5年前に難病のメニエール病を発症しながらも、懸命にそして前向きに生きてきた佐々木さんに「MAEMUKI駅伝」参加の動機や思いを聞いた。
--まずは3キロ走り終えた感想を聞かせてください
ふだんの生活でこんなに走ることがないので、きつかったですね。
--最後は緩やかで長いのぼり坂でしたが
実際の距離以上に長く感じました。
--メニエール病を今も患っていらっしゃるとのことですが、いつ、どのような状況で分かったのですか
約5年前に発病しました。ちょうど子どもがまだ一歳ごろで歩き始め、歩き回りたがる時期でした。左耳が聞こえなくなり、医者に相談したら当初「難聴です」と診断されました。メニエールの特徴である、めまい、難聴、耳鳴りなどが何度か繰り返さないとメニエールだと診断されないそうで、それまでは原因不明の難聴ということでした。
--現在は、治ったといえる状況でしょうか
医者から治ったとは言われていないですね。今も静かな所にいると耳鳴りがするし、ドキッとすることもあります。立てなくなるほどめまいがすることもある。車酔いのような状態が続くこともあります。
--病名がわかったとき、衝撃を受けたのでは?
そうですね。ただ、克服したという人の存在は聞いていました。医者からも「あまり耳鳴りのことは気にしないで」と言われていたので、じゃあ、どうすれば良いのかということを自分なりに考えた結果、好きなこと、やりたいことをやりながら、目標を掲げて前向きに生きるようにしてきました。
--今も薬を服用中ですか
いえ、飲むのをやめました。自分のなかであまり効果を実感できなくなってきたのが理由です。いっぺんにめまい、難聴、耳鳴りが来ることがなくなったので。
--発病してから、いろいろ辛い思いをされたと思いますが、支えになった人、支えになった言葉などあったら教えてください。
子どもの存在ですね。私にはこの子どもを育てる使命がありますから。「まだまだ何十年も元気でいないといけない」と思うと自然に前向きになることができました。
--テレビCMでこのプロジェクトを知ったそうですが、どのような感想を持ちましたか
「いいなあ」と。申し込みを決意するまで時間はかかりませんでした。ここで走れたら誰かの気持ちを変えられる、私のおかげで一人でも元気になってくれたらいいなという思いで参加しました。
--世界中に難病と闘っている人がいます。走ることで、いま病魔と闘っている人に何を伝えたいですか
夢をあきらめないで。自分の可能性を信じて生きてください。