SankeiBiz for mobile

【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(4)閲覧注意!「シャワー室」の床に便器、まさか…

記事詳細

【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(4)閲覧注意!「シャワー室」の床に便器、まさか…

更新

 食堂車で食事を済ませて自席に戻ると、車内の様子が一変していた。まだ午後6時を回ったばかりだというのに、ほとんどのシートがベッドに変わり、カーテンを閉め切って眠っている人も多いようだ。

 向かい合った2席の乗客が同意しないと、乗務員はベッドメイクをしてくれないらしく、つまり私と相席の若いお母さんは、座席をベッドに変えられずに私を待っていた。小さな子ども連れだというのに申し訳ない。慌てて謝罪すると、ニコニコと笑う。子どもは歯を磨いて身体をふいてもらい、キャラクターがプリントされたパジャマに着替えてぬいぐるみを抱いている。ちょっと出べそなのがかわいい。この子は翌朝、シャツから半ズボン、靴まで前日とは違う格好をしていた。子どもにおしゃれをさせる文化なのだな、と思う。

 さて、私もしたくをしなければ。券売窓口で「シャワーがある」と聞いていたけれど見当たらない。乗務員に聞いてみると「あることはありますが…女性が使うのは無理でしょう」。渋い顔をしながら案内してくれたのは、なんとトイレだった(最後の写真、閲覧ご注意を)。脱衣スペースなどもちろんない。

このニュースのフォト

  • 上段のベッドは下段よりやや狭く、その分運賃が安く設定されている。ブランケットやシーツは洗い立てで清潔。エアコンの効きすぎが心配だったけれど、思ったより快適に過ごすことができた
  • 午後6時の車内。みんなが眠る準備をするため、けっこうほこりっぽい。私のようにTシャツやジャージで眠るのではなく、上下セットのパジャマにきちんと着替えている人も多かった
  • 東南アジアを放浪して写真を撮り、小説を書いているというバックパッカーふたり組。洗濯ものを干す細いロープや5口タップつき延長コードを持参するなど、鉄道の旅に慣れていた
  • 意外と清潔な洗面所。昔なつかしい円すい形の紙コップも備え付けられていた
  • 確かに「シャワーつき」はウソではないけれど。この狭いスペースで、揺れながらシャワーを浴びるなんて…無理、ですよね

ランキング