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【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(5)「タイの遅れはマレーシアが取り戻す!」国際列車で国民性がみえた

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【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(5)「タイの遅れはマレーシアが取り戻す!」国際列車で国民性がみえた

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撮影禁止のはずが「撮っちゃえ、撮っちゃえ、あはは!」って…

 午前8時03分。私が乗ったマレー鉄道は定刻より1時間05分遅れてタイとマレーシアの国境駅に到着した。タイ鉄道は遅れるものなのだ。1時間くらい遅延のうちに入るまい。

 「早く着いてよかった」と、相席の若いお母さんと言い合い、荷物をすべて持ち、一度列車から降りて出入国手続きを受ける。日本人の(私の)常識では、出入国審査場での写真撮影は禁じられているはずだが、乗客はスマホやタブレットで記念写真をバシバシ撮影している。タイ人の係官に問うてみると、彼はちょっと考えて「あなたは撮りたいのでしょう。それなら撮ってもいいですよ」と言った。ちなみに後日、マレーシアとシンガポールの国境では、マレーシア側の係官は「撮っちゃえ、撮っちゃえ、あはは!」、シンガポール側は「申し訳ありませんが、法律で禁じられております」と、なんと言うか、ごく当然の返答だった。もちろん、たったひとりの係官が国民性を象徴しているとは言わないが、こうして比べてみると、なんだか笑いがこみ上げてくる。

このニュースのフォト

  • タイを出国してマレーシアへ入国。手続きは手早く、日本好きな係官もいて非常にスムーズだった。ただしここでマレーシア・リンギットへの両替ができないため、私はこの後たいへんな目に遭ったのです…
  • 歴史を感じさせる味わい深い運転席。タイ人運転士もやっぱり、ちょっとはにかみながら「撮りたいなら撮ってもいいよ」と言った
  • あっという間に寝台車から普通列車に様変わり。このあとさらに混雑して移動するのも困難に
  • 「写真を撮って」と言いつつ、くつろいでいるマレー鉄道の乗務員たち
  • 「きちんとしたバージョンも撮ってほしい」ということで、おまけでもう1枚

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