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【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(5)「タイの遅れはマレーシアが取り戻す!」国際列車で国民性がみえた

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【江藤詩文の世界鉄道旅】マレー鉄道(5)「タイの遅れはマレーシアが取り戻す!」国際列車で国民性がみえた

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 国境駅では、運転士も乗務員も、タイ鉄道からマレー鉄道の従業員にスイッチした。真っ白なシャツをきちんと着て、いつもテキパキ働いていたタイ人乗務員ともここでお別れ…と思いきや、ペナン島への玄関口「バタワース」まで休憩室で仮眠をとりながら行くそうだ。

 さてここからはマレーシア。時間もタイ時間から1時間進む。列車は、何のアナウンスもないまま自由席になったようで、次の駅からドヤドヤと高校生グループや子どもを連れた家族、大学生らしき若者たちなどが乗り込んできて、あっという間に満席になった。通路に立っている人もいる。わたしの横に押されてきた女子高生は「ここに座らせて」と、手すりにちょこんとお尻をのせて、きれいな脚を組んだ。

 マレー鉄道の従業員たちは…と見ると、なんとボックス席を2ボックスも占領してだらけていた。もし日本で、乗客が立っているのに乗務員が座っていたら、クレームがつきそうなものだが、乗客は誰ひとり気にするそぶりもない。タイ人乗務員よりずっとなめらかに英語を話すマレー人乗務員が「写真を撮って」と声をかけてきた。

このニュースのフォト

  • タイを出国してマレーシアへ入国。手続きは手早く、日本好きな係官もいて非常にスムーズだった。ただしここでマレーシア・リンギットへの両替ができないため、私はこの後たいへんな目に遭ったのです…
  • 歴史を感じさせる味わい深い運転席。タイ人運転士もやっぱり、ちょっとはにかみながら「撮りたいなら撮ってもいいよ」と言った
  • あっという間に寝台車から普通列車に様変わり。このあとさらに混雑して移動するのも困難に
  • 「写真を撮って」と言いつつ、くつろいでいるマレー鉄道の乗務員たち
  • 「きちんとしたバージョンも撮ってほしい」ということで、おまけでもう1枚

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